不要なJavaScriptをブロックしてサイトを軽量化する拡張機能「NoScript」がAndroid版Firefoxに対応

Webページに動的な機能を追加するためのJavaScriptは、見た目には分かりにくいが多くのメモリやCPUパワーを消費する。メモリ容量が少なく、CPUの使用がバッテリー消費に繋がるスマートフォンでは、不要なスクリプトによるメモリやCPUパワーの無駄は極力避けたいところだ。
Firefoxでは、「NoScript」という拡張機能を導入することで、ページに埋め込まれた不要なスクリプトの実行をブロックできる。以前はパソコン版にしか対応していなかったが、ついにAndroid版Firefoxに対応したバージョンが公開されたぞ。
不要なコンテンツの読み込みをブロックする「AdblockPlus」と合せて利用すれば、より確実に不要なJavaScriptをブロック可能だ。
現在のところ、Firefox自体が重いため、ほかのブラウザから乗り換えても節約効果はあまり期待できないが、ブログパーツなどの不要な動的コンテンツを除去することでページを見やすくする効果もあるので、パソコン用の重いサイトを見ることが多い人などは試してみるといいだろう。

noscript_0001FirefoxでAndroid対応版NoScriptのページに行き、「Download NSA」のボタンを押すと、画面上部にアドオンのインストール確認が表示されるので、「許可」を押してインストールを行おう。

noscript_0002NoScriptをインストールすると、メニューの「アドオン」などで表示されるアドオン一覧に追加され、項目をタップすると表示される「オプション」ボタンで設定パネルを表示できる。

noscript_0003NoScriptを有効にしていると、アドレスバーにアイコンが追加され、タップすることで許可設定を行える。ページに埋め込まれているスクリプトの設置されているサーバが一覧表示されるので、許可したいサーバをタップして「trusted」に変更しよう。

NoScript Anywhere
Firefox
Firefox+Adblock Plusで広告だらけのサイトを軽快に閲覧

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2011年10月20日17時01分 公開 | カテゴリー: ネット情報活用 | キーワード:, | Short URL
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