容量2GB無料の「ZumoDrive」は音楽体験をより豊かにするオンラインストレージだ

ZumoDrive」の名前を初めて聞く人もいると思うが、DropboxSugarsyncNドライブと同じようなオンラインストレージサービスだ。

オンラインストレージとは、自身が持っているネットブック、タブレットおよびスマートフォンなどを含むすべてのデバイスでコンテンツを簡単に使用できるようにするためのクラウドサーバーだ。

ただし、先に上げたオンラインストレージと完全に異なる考え方をしている。それはファイルを同期するという認識はなく、あくまでクラウド上に保存されたデータを必要に応じて通信して取得するというもの。ファイルを予め端末間に保存して同期し続けるのとは少し色が違う。

このメリットはストレージ容量が小さなスマホでありがたい。容量を圧迫すること無く必要に応じて通信するので、エコなのだ。シンプルなシンクライアントとして利用することが出来る。

スマホ版ZumoDriveを導入して音楽を聞く

20111118-03002120111118-09555320111118-100050



ZumoDrive」をインストールして起動すると、アカウントの登録が必要。ユーザー名、メールアドレス、パスワードを入力して登録しよう。そのままログインすることになり、ZumoDriveを使い始めるまでの手順が紹介される。この画像を見てわかるように、やはりメインはパソコンからファイルをクラウドにあげて、ソレをスマホからアクセスするという仕組みだ。

20111118-10041520111118-10040620111118-100333

ZumoDriveは音楽再生機能に特に力をいれている印象がある。というのも、アプリ内に独立してMusicタブを持っていることと、そのインターフェイスが音楽再生プレイヤー単独アプリさながらの充実具合だからだ。

実際に使ってみると、容量の差はあれどGoogle Music(最大2万曲アップ可能)のような使い勝手だ。必要に応じて曲をZumoDriveのストレージから取得しストリーミング再生される。持ち歩く音楽は2GB程度までで十分と考えるiPod Shuffleを使ったことがある人ならその感覚だ。

PC版ZumoDriveを導入

Screen shot 2011-11-18 at 10.15.00ZumoDrive公式からスマホで登録したアカウントでサインインしよう。ウェブでの管理画面にアクセスでき、ここからファイルをアップロードしたり、削除を行なう。Dojoと呼ばれるツアーがあり、このツアーを終了すれば1GBから2GBへと増量される仕組みだ。使い方を覚える良いトレーニングなので是非実践しよう。このチュートリアル中、PCへインストールするソフトウェアを導入すると、より使い勝手が向上するぞ。


音楽ファイルをドラッグアンドドロップで追加していけば、スマホでストリーミング再生する環境が整うぞ。ファイルをスマホに保存しないので、スマホの容量を使わずに、音楽再生環境を構築したい人にぴったりなオンラインストレージサービスだと言える。

関連記事

2011年11月20日20時30分 公開 | カテゴリー: ファイル管理 | キーワード: | Short URL
このエントリーをはてなブックマークに追加

最新記事