端末を伏せておくだけでマナーモードに切り替えられる「FlipSilent」

flipsilent着信音を無効にするマナーモードは、会議中や映画館など音を鳴らしてはいけない場面だけでなく、食事中や気になるテレビ番組を見ているときど、電話がかかってきてもスルーしたい時にも役立つ。しかし、いちいち端末を起動してモードを変更するのは面倒だし、些細なことでマナーモードにしていると、解除するのを忘れて重要な着信を取り逃してしまう恐れがある。
より便利にマナーモードを活用したければ、「FlipSilent」を使ってみよう。加速度センサーを利用して端末の向きを検出し、画面の側を下にして伏せた状態にするだけで自動的にマナーモードに切り替えてくれるぞ。端末を表にするだけで解除されるので、解除を忘れる心配もない。
端末がスリープ状態になっている場合は、加速度センサーが働かないのでモードの自動切り替えは発生しないが、着信などでスリープが解除されると、着信音が鳴り出す前に端末の向きに応じたモードに切り替わる。いちいちスリープを解除して操作しなくても、端末を伏せておくだけで着信音を無効化できるのだ。
また、端末を伏せていない時に電話がかかってきて着信音が鳴っている状態でも、端末を伏せることでマナーモードに切り替えて着信音を止められる。そのまま呼び出しが続けば、最初からマナーモードだったかのように留守録応答が行なわれるぞ。
なお、伏せられているとみなされる角度の範囲は比較的狭いので、鞄に入れている時などに誤って着信音が無効になってしまう心配は不要だ。また、端末の設定機能や他のアプリでマナーモードに設定した場合は、そちらの設定が優先され、端末を伏せていない状態でも着信音を無効化できる。だが、確実に誤動作を防止したい場合は、FlipSilentのメイン画面から自動切り替えを停止しておくといいだろう。

flipsilent_001ホームなどからFlipSilentを実行すると、このような画面が表示され、端末の向きの監視が開始される。画面に表示されているボタンを押して赤色に切り替えれば、機能を無効化可能だ。

flipsilent_002メニューボタンを押すと表示されるメニューの「Settings」で動作設定を行なえる。「Sho Notification」のチェックを外せば通知欄の表示を削除でき、「Vibration Feedback」のチェックを外せば切り替え発生時のバイブレーションを停止できる。「Action on flip」では、裏返した時に切り替わるモードを変更可能だ。

flipsilent_003FlipSilentが有効の状態で端末を裏返しにすると、マナーモードへの切り替えが行われるぞ。

FlipSilent

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2012年02月19日12時29分 公開 | カテゴリー: 便利化・快適化 | | Short URL
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