黒板やホワイトボードをスマホカメラで撮影してEvernoteでスマートに管理

授業を受け、授業内容を復習するためにも、Androidスマートフォンやタブレットは便利だ。まずは、黒板やホワイトボードをスマートフォンカメラで撮影し、撮影画像をスマートに管理するテクを紹介しよう。
特に一般教養など、それほど真面目に受ける必要がない科目の場合に、黒板やホワイトボードを撮影し、その画像を使ってテスト前に一夜漬けを行う……というのは、ガラケー時代から行われていたことだが、スマートフォンやタブレットがあれば、撮影した画像の管理が非常にラクになる。定番のオンラインメモサービス「Evernote」を使った管理方法を試してみよう。


Evernoteの基本と「ノート」管理方法

Evernoteでは、1枚または複数枚の写真をセットにした「ノート」を、「ノートブック」の中に入れて管理を行う。1回の授業を「ノート」、1つの科目を「ノートブック」で管理するのだ。あらかじめ科目の数だけ「ノートブック」を作成しておき、授業中にはスマートフォンのカメラアプリで黒板やホワイトボードをパシャパシャ撮影しよう。授業後、撮影した写真を1つの「ノート」にまとめ、その科目の「ノートブック」に登録すればOKだ。


すべてを記憶する | Evernote
Evernote – Google Play の Android アプリ

Evernoteは、スマートフォンアプリからでもアカウント作成可能だが、最初はPCを使った方が操作しやすい。アカウント作成後、ログインして「個人のノートブック」の右の三角をクリックし「新規ノートブックの作成」。

自分が受講している授業の数だけ「ノートブック」を作成する。「(学年)(学期)(科目名)」という名前にしておくのがオススメ。1年前期の「基本民法」という科目なら「11基本民法」といった具合だ。

授業中~授業後のノート作成方法

授業中はスマートフォンカメラで黒板やホワイトボードを撮影する。

授業が終わったら、スマートフォンのEvernoteアプリを起動し「新規ノート」をタップ。

「+」アイコン「写真」で、先ほど撮影した写真を、1枚目から順に選択していく。

右上の3つの点が並んだアイコンから科目名を選択する。「ノート」のタイトルは、余裕があれば「第(授業回数)回 (テーマ名など)」としておくとよいが、付けなくてもよい。

左上チェックボタンをタップするとノートの保存が行われる。

作成したノートをPCから閲覧・管理



オンラインメモなので、スマートフォンから保存したノートをPCからでも開ける。科目ごとにまとまっているので見やすいぞ。



PC上でも「ノート」のタイトル設定などが可能なのだ。上記通り、ノート作成時にタイトルを付けなかった場合は、家で時間があるときにPCから設定を行えばよい。



また、ドラッグ&ドロップでノートを別のノートブックに移動させることも可能だ。ノート作成時にノートブックの設定を行わなかった場合は、最初から用意されている「notebook」フォルダ内にノートが保存されているはず。家で時間があるときに、科目ごとのノートブックに移動させておこう。

Evernoteのノートはタブレットからでも閲覧可能

オンラインノートなので、デバイスを問わずに利用できるのが長所だ。スマートフォンで撮影し、PCで編集したノートを、タブレットのEvernoteアプリから開くことだってできる。

授業を聞きながら、ふと前回の板書を読み返したくなったら、タブレットから前回のノートを開く、というように利用できるぞ。

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2012年12月26日17時00分 公開 | カテゴリー: 文書編集 | キーワード:, , | Short URL
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