「CopiPe」は、よく使うテキストを登録しておいて日本語入力エンジンの「マッシュルーム拡張アプリ」呼び出し機能などから素早く入力できるアプリだ。同様のアプリはいくつも存在するが、このアプリではタブ切り替えのようなカテゴリとフォルダによる2段階の分類を行えるのが特徴となっている。

呼び出し時には、前回使用時に選択していたカテゴリが選択された状態で表示されるので、「仕事用」や「プライベート」などの目的別にカテゴリ分けするといいだろう。フォルダによる分類は、「挨拶」や「連絡先」などのテキスト種別での分類に向いている。特に使用頻度が高いテキストは、フォルダに入れずに登録しておくといいぞ。

CopiPeのメイン画面では、端末のメニューボタンを押して表示されるメニューから新規テキストの追加やフォルダの作成を行なえる。

メニューの「新規追加」を実行し、登録したいテキストを入力して「OK」を押そう。複数行のテキストも入力可能だ。

「フォルダ作成」では、名前を指定してフォルダを作成できる。今のところ、フォルダの中にフォルダを作って階層化することはできない。

フォルダをタップするとフォルダ内に登録された項目が表示され、もう一度タップするとカテゴリ直下の表示に戻る。

上部のカテゴリを長押しすると、カテゴリの追加や削除、移動などが行える。

メニューの「その他」からは、設定のほか、登録情報をSDカード上にテキストファイルとしてエクスポートしたり、テキストファイルをインポートしたりできる。

設定では、通知バーへの常駐の有無などを設定できる。マッシュルームアプリとして利用する場合は、常駐を無効にしてしまったほうがよいだろう。

CopiPeに登録したテキストを入力するには、日本語入力エンジンでマッシュルームアプリの呼び出し操作を行なおう。大抵の入力エンジンでは、記号キーなどの長押しから呼び出せるはずだ。

登録されているアプリの一覧から、CopiPeを選択しよう。

登録内容が表示されるので、入力したいテキストを選択しよう。なお、マッシュルームアプリとして呼び出した状態でも、登録項目の編集などが可能だ。

項目を選択すると、入力欄に入力されるぞ。

・CopiPe