【見えるバックアップ】大量のファイルの中から必要なファイルだけを抽出してバックアップ

backup-file0スマホで楽しむファイルは、スマホ内の分かりやすい場所にきちんと保存しておきたい。パソコンから入れたファイルは場所を考えて入れるが、ダウンロードしたファイルやカメラで撮った写真などは規定のフォルダに入れられる。スマホの容量が厳しくなってファイル掃除をしたときなどに、間違って消してしまわないようにしておきたい。

大事なファイルは、タスクを作成していっぺんにファイル操作ができるアプリ「ファイル整理くん」を使い、SDカードの決まった場所などにコピーしてバックアップしておこう。自動実行機能があるので、設定したら放置しておくだけで勝手にバックアップできる。大事なファイルを間違って消すことは無くなり、かつファイルを使いやすい場所に整理して保存できるぞ。


スマホ内の必要なファイルは「ファイル整理くん」で分かりやすい場所へ整理

「ファイル整理くん」は、指定したフォルダにある指定ファイルを、コピー/移動するタスクを作成し、一度に実行できるファイル整理アプリだ。拡張子や正規表現などでファイルを指定できるので、フォルダ内にある特定のファイルだけを、決まったフォルダにコピーできる。柔軟なファイルバックアップが可能なのだ。

ファイル整理くん – Google Play の Android アプリ

backup-file101ファイル整理くんを起動。「新規タスク」をタップする。

backup-file102「タイトル」に分かりやすい名前を入力。そしてファイル操作タイプを選択しよう。バックアップ目的なら「コピー」が良いだろう。

backup-file103「元ディレクトリ」にバックアップしたいファイルがあるフォルダを、「先ディレクトリ」にバックアップ先のフォルダを、それぞれ選択する。ここでは「元ディレクトリ」にダウンロードフォルダを、「先ディレクトリ」にSDカード内に作成した「ダウンロードした画像」というフォルダを選択した。

backup-file104ファイルを指定するフィルタを設定しよう。単純に「.*\.jpg」など拡張子で設定しても良いし、画像のように正規表現で指定することもできる。ちなみにこの画像のフィルタは、拡張子が「jpg、jpeg、png、gif」のファイルを指定している。

backup-file105「ファイルが存在していた時の動作」を選択する。画像ファイルなど閲覧目的のファイルなら「無し」で良いが、作業ファイルなどをバージョン管理しながらバックアップする用途には、「別名保存(日付)」が使いやすい。

backup-file106「サブディレクトリ処理」の挙動を選択する。設定したフォルダ内のフォルダをどうするかの設定だ。

backup-file107最後に「有効」にチェックを入れ、「保存」をタップ。これでタスクが一つ完成した。

backup-file108メイン画面に戻るとタスクが登録されている。「全タスク実行」をタップしてみよう。

backup-file109フォルダを開いてみると、ダウンロードフォルダ内の画像ファイルだけが、SDカード内のフォルダへきちんとコピーされているぞ。

backup-file110同じように、さまざまなタスクを登録していこう。「全タスク実行」で、すべてのタスクを実行し、ファイルのバックアップがワンタップで行える。

時間や間隔を指定して、自動でバックアップ

「ファイル整理くん」には、自動実行できる機能が搭載されている。決まった時間や間隔でタスクを実行してくれるので、なにもしなくても自動的に必要なファイルが設定したフォルダにバックアップされるのだ。

backup-file201backup-file202

メニューを押して「設定」をタップ。「サービス有効」と「時刻モード」にチェックを入れる。「時刻指定」をタップすると、タスクを実行する時間を選択できる。

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時刻ではなく実行間隔を指定したい場合は「時刻モード」のチェックを外して、「間隔指定」をタップ。タスクを実行する間隔を選択できる。

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2013年03月03日12時00分 公開 | カテゴリー: ファイル管理 | キーワード:, , | Short URL
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