多機能だった頃の旧Operaが「Opera Mobile Classic」としてPlayストアに復活

Webブラウザ「Opera」は、先日公開されたバージョン14でページレンダリングエンジンを独自開発のPrestoからGoogle Chromeなどと同じWebKitに変更するなど大幅な刷新が行なわれたが、従来版の魅力であったコンテンツブロックやユーザースクリプトなどの高度な機能が根こそぎ削除されてしまい、劣化・改悪という低評価が相次いでいた。

そんな現状を受けて、従来バージョンが「Opera Mobile Classic」としてGoogle Playストアに再登録された。今までも、Operaの公式サイトのダウンロードページからダウンロード出来たが、Playストアに登録されたことでより手軽・安全に導入可能になったぞ。

Google Playストアでは、このようにバージョンアップで大幅に作り直したことで不満が続出する事例が他にもしばしば見受けられる。
類似アプリが多数存在する中でそのアプリを選んだユーザーは、他のアプリとの細かな違いを気に入っているのだから、無闇な変更は望んでいないことが多い。大幅に作り直すなら、既存アプリとは独立した新アプリとして登録して欲しいところだ。
にも関わらず、既存アプリに上書きされるアップデートという形で公開してしまうのは、従来版で稼いだダウンロード数などをリセットしたくないという考えがあるのだろう。しかし、その結果★1つのレビューが殺到してしまっては本末転倒だ。
今回、有名アプリのOperaが同様の事態に陥ったことで、改悪アップデートされるアプリが少しでも減ることに期待したい。

Opera Mobile Classic – Google Play の Android アプリ

Opera ブラウザ – Google Play の Android アプリ




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Operaのレビューにはバージョン14が公開されてから低評価のレビューが相次いでいる。機能の削除だけでなく、細かな使い勝手や動作パフォーマンスに不満を感じている人も多いようだ。


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従来版が「Opera Mobile Classic」として公開されている。従来のOpera Mobileから設定などを移すには手間がかかるため、従来版をバージョン14に更新せず使っている人は移行する必要はあまり無いが、ダウンロード数を増やして従来版の需要の多さをアピールしておけば、従来版のサポート継続やWebKit版への機能の復活に繋がるかも知れない。


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Opera Mobile Classicでは、アドレスバーに「opera:config」と入力することで、様々な設定を変更できる。あんスマでも、以下の特集で代表的な機能の活用法を徹底解説しているぞ。


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2013年05月27日22時27分 公開 | カテゴリー: ネット情報活用 | キーワード:, , | Short URL
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