台風でズレた衛星放送のアンテナを直すときは衛星の方向を表示してくれる「BS衛星を探せ!」を使おう

衛星放送を受信するためのアンテナは、皿のような形をしていて風を受ける面積が広いため、強風にさらされると強い力が加わり、厳重に固定していても向きが変わってしまうことがある。今回台風が直撃した地方では、自宅のアンテナの向きがズレてしまったという人も少なくないだろう。
アンテナがあさっての方向を向いてしまって、向きを直したいが正確な方向が分からなくない場合は、「BS衛星を探せ!」というAndroidアプリを使うといい。地域と衛星の種類を設定すると、端末に内蔵された加速度センサーや方位磁石を使って衛星の方角や仰角を表示してくれるぞ。

なお、アンテナ線を「PT2」などのパソコン用チューナーに繋いで視聴している場合は、ある程度向きが直って受信レベルがゼロより大きくなったら、遠隔操作ツール「VNC」を利用してパソコン上の視聴ソフトの画面をAndroid端末上に表示すれば、受信レベルを確認しながら微調整を行なえるぞ。
視たい番組が始まってから受信できていないのに気付いたのでは遅いので、アンテナで衛星放送を見ている人は、早めに受信状況をチェックして修正を行おう。

getbssatellite_001端末のメニューボタンを押すと表示されるメニューの「地域設定」で最寄りの都市を選択しよう。

getbssatellite_002「衛星種類」で衛星の種類を選択できる。

getbssatellite_003メイン画面では、このように端末の傾きと衛星の仰角、衛星の方角が表示される。端末の画面を上に向けて持ち、赤い線がアンテナの絵の丸に合わさるように調節したとき、端末の上端が向いている方向に衛星が存在するはずだ。


BS衛星を探せ!
パソコンを遠隔操作するなら「android-vnc-viewer」

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2011年09月22日12時37分 公開 | カテゴリー: ライフハック | キーワード:, | Short URL
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