「浮遊メモ」は、テキストや画像を、ほかのアプリの画面の前に半透明で表示しておけるアプリだ。タッチなどの操作は後のアプリに透過されるので、表示されている内容を参照しながら文字入力などの操作を行なえるぞ。
アニメなどに登場した風景のモデルとなった場所に行って作中のアングルとそっくりな写真を撮りたいときは、このアプリで参考画像を表示した状態でカメラアプリを起動してピッタリ重なる位置を探すといいだろう。
また、「SketchBook Mobile Express」などのペイントソフトで写真などをモデルにして絵を描きたい場合も、このアプリで表示した画像をなぞって描けば、上手な絵を描きやすいぞ。

浮遊メモを起動すると真っ白な画面が表示されるので、端末のメニューボタンを押して表示されるメニューから各種機能を実行しよう。

「メモ設定」では、画像の不透明度などを設定できる。

メニューの「画像メモ」を選択し、ギャラリーなどの画像選択アプリで画像を選択すると、画面上に表示される。画面をドラッグして移動したり、2本指でのピンチ操作で拡大することが可能だ。

端末の戻るボタンを押すと、画像が半透明表示された状態で、ホーム画面など直前に操作していたアプリの画面に戻る。

なお、端末を横にして横画面表示にしたときに横長の画像を画面一杯に表示させるには、少々回りくどい操作が必要だ。まず、ブラウザなどステータスバーが表示された状態で横画面表示にできるアプリを起動しよう。

端末を横にした状態で、通知欄を開いて、「浮遊メモ」を選択しよう。

横画面の状態で浮遊メモがアクティブになるので、画像の大きさを調節しよう。

戻るボタンで調節を終了し、カメラなど利用したいアプリを実行しよう。途中で縦画面になってしまっても、もう一度横画面になれば、先ほど調節した大きさで表示されるぞ。

・浮遊メモ