プリインアプリを無効化できる!! エミュレータでAndroid4.0の新機能をいち早く体験しよう 特集その2
- 2011年10月20日13時16分 公開
- カテゴリー: 端末・周辺機器・サービス
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Androidの次期バージョンである4.0が発表された。11月にはdocomoから4.0搭載端末が発売されるが、ワンセグやおサイフケータイなどの日本独自の機能に対応していなかったりするので、万人にオススメできる物ではない。あんスマでは、パソコン上で仮想端末を実行できるエミュレータを使って、4.0の最新機能を一足先に体験してみた。
最初に表示されるホーム画面では、アプリのアイコンを、ほかのアイコンの上にドロップすることでフォルダとしてまとめる機能が追加されたりして、全体的に使い勝手が改良されているぞ。
Androidのエミュレータを起動し、ロックの解除操作を行なうと、このようなホーム画面が表示される。
下部のトレイの中央のボタンを押すと、このようなアプリ一覧が表示される。
アプリをタップ&ホールドするとドラッグ状態になり、ホーム画面にショートカットを作成できる。既存のショートカットの上に別のアプリをドロップすることで、フォルダ化も可能だ。
邪魔なプリインストールアプリを無効化して一覧などから消し去れる
新機能の中でも特にうれしいのは、プリインストールアプリの無効化機能だろう。
多くの日本製の端末には余計なアプリがたくさんプリインストールされていて、無駄に常駐してバッテリーを消費したり、ホーム画面などのアプリ一覧で邪魔になったりしている。
従来のAndroidでは、プリインストールされたアプリの削除は不可能だったため、マーケットのレビューなどには「要らないのにアンインストールできないので最悪」のような苦情が殺到していた。
Android4.0からは、無効化することでアプリ管理画面の一覧以外のあらゆる場所から消し去ってしまえるようになるので、不要アイコンに煩わされることはなくなるはずだ。
エミュレータの右側の擬似物理ボタンで「Menu」を押すと、このようなメニューが表示される。「Manage apps」からアプリケーションの管理画面を呼び出せるぞ。
アプリ管理画面は、それほど変わっていない。上部の表示モードで「All」を選択して、無効化したいアプリの項目を探そう。
プリインストールアプリでは、アンインストールが出来ない代わりに「Disable」で無効化が行なえる。ほかのアプリの動作に支障を来たすかも知れないという注意が表示されるが、構わず「OK」を押そう。
無効化したアプリは、全アプリ一覧の末尾に表示され、詳細画面を開けば再有効化などが可能だ。
無効化したアプリは、このようにホーム画面のアプリ一覧からも消え去ったぞ。
サイズ可変のウィジェットが作成可能に!
アプリ一覧の上の「Widgets」を選択すると、追加するウィジェットの選択画面に進める。画面は3ページ存在し、ドラッグすることで切り替えられるぞ。
試しに「API Demos」をタップ&ホールドしてホーム画面にドロップしてみよう。
ウィジェットの設定画面が表示され、ウィジェット上に表示するテキストの入力を行える。ここでは、新機能の一つであるスペルチェックの動作が確認可能だ。
ウィジェットが設置されたら、タップ&ホールドしてから離してみよう。サイズ変更のための枠が表示されるはずだ。
枠をドラッグすることで、ウィジェットのサイズを変更できたぞ。
ブラウザなどの標準アプリも使い勝手が向上
2.x系では低機能すぎて他ブラウザの導入が必須だった標準ブラウザも、かなり機能が強化されている。タブ切り替えやパソコン版ページを表示させる機能などのほか、履歴やCookieを保存しない「Incognito Tab」など、高機能ブラウザでも珍しい機能も追加されている。
ブラウザ以外のAndroid標準アプリでも、細かな機能追加や改良が行われているようだ。従来のAndroidでもマーケットなどからアプリを導入すれば実現できる機能がほとんどだが、標準機能だけで事足りるようになれば、アプリを探す手間が省けるのでありがたい。
地球儀のアイコンでブラウザを起動したら、MENUボタンを押してみよう。
「New incognito tab」でプライベートブラウジングモードのタブを開ける。アドレスバーの左にスパイっぽいアイコンが表示され、履歴やCookieなどの記録が保存されなくなるので、人に知られたくないサイトにアクセスするときに重宝するぞ。
アドレスバーの右に表示されているボタンを押すと、開いているページがこのようなサムネイルリストで表示され、タップしたページに切り替わる。ページを閉じるには、×ボタンをクリックする他に、項目を横にスワイプする操作も利用でき、素早く不要なページを閉じられる。
メニューの「request desktop site」を実行すれば、パソコン版のページを表示させることも可能だ。
エミュレータでは試しにくいカメラや通信などに関する新機能にも注目
他にも、顔認識でロックを解除する機能や、NFC(近距離無線通信)を利用してAndroid端末間で素早い情報交換が行なえる「Android Beam」機能、ビデオチャットなどで映像にリアルタイムのエフェクトをかけられる機能なども追加されている。
カメラや通信などのハードウェアに関わるこれらの機能は、エミュレータ上で試すのは難しいので、興味のある人はレビュー動画などで様子をチェックしてみよう。
海外の大手IT系ニュースサイトTechCrunchでは、15分にも及ぶ詳細なレビュー動画が公開されている。10:00あたりでは顔認識によるロック解除、14:00あたりでは「Android Beam」によるデータ転送機能の実演を見られるぞ。
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2011年10月20日13時16分 公開 | カテゴリー: 端末・周辺機器・サービス | キーワード:ニュース, 特集 | Short URL
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